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ダンダンダダーン抜けていく(AGAのCMより)

ダンダンダダーン抜けていく(AGAのCMより) (2011年11月19日 土 22:23)|院長日記|

週末にブログを書く習慣が、一番ストレスがかからない感じがします。平日は仕事が終わってからでは疲れていてできません。

週末に仕事を終えて、まさに徒然なるままに、筆を走らせる。しかし、実際にはなかなかそうもいかないことがあります。現実は厳しい、そう甘くはない。家に帰れば、2人のかわいいモンスターがまっているのである。かわいいので、相手しないわけにもいかない。ゆっくり本を読んだりしたいものですが、できたものではありません。これはかなり辛い。

そんなわけで、子供が寝た後、深夜に書く羽目になってしまいます。それでもブログを書く理由は、自分を誰かに知ってほしいという内なる欲求。はたまた、そんな高尚なものではなく、単なる自己満足的な日記を、ブログという形で記録しているにすぎないか。

4時ころまで院内であれやこれやと仕事をし、帰宅途中にクリニック近くの床屋に行く。これは3週に1度のパターンなのです。実は私は3週に1度のペースで床屋に行っているのです。世間と比べると、やや多い方ではあるまいか。以前の床屋では、「もう切るところないですよ」とまで言われた。

お陰でかどうかはわからないが、患者さんとも床屋で出会った。そんな患者さんとは、ちょっとしたプライベートを共有した感じがして、なんとなく嬉しく思ったりします。

私を知る人は、「何故、そのペースで?そんなに髪の毛ないじゃない!?」と思われるかもしれない。たしかに頭頂部を中心に、側頭部・後頭部以外は、髪の毛が伸びなくなっている。これは恐怖だ。見た目の問題もさることながら、ひたひたと忍び寄る加齢現象。床屋に行っても、カットされるのは側頭部や後頭部ばかり。2回続けて、頭頂部は切られていない気がする。

「そんなにカットする部分も少ないんだから、値段まけてよ!」と言いたいところだが、それでも床屋に行くには訳がある。3週ころになると側頭部あたりになんとなく気持ち悪い感覚が出てくる。それと床屋で居眠りをするのが好きだから。この春から、洗髪をオプションすることにしています。いままでは痒いまま家に帰り、即座にシャワーでした。洗髪をオプションしたことで、ちょっとした贅沢感も味わえています。

髪の毛のこと。現時点では、毛が生えてこないのではない。“寿命が短い”のである。短いままに、ハラハラと散っていく。赤ん坊のように、細く柔らかいままで、とても弱っちい髪だ。かわいそうに、お前は本当に天寿をまっとうしたのか?と言ってやりたくなる。いとおしい私の髪よ。これは“軟毛”と言って、薄毛の現象の一つ。現象はわかっているが、原因究明までできているかどうか・・。医学には、「わかっちゃいるけど、治療方法がない」ということがある。

大学院の研究テーマは、非アルコール性脂肪性肝炎で、ウサギを使って実験をしていた(Am J Pathol. 2007 Mar;170(3):967-80)。ウサギに高脂肪食を食べさせるわけだが、どういうわけか一部に髪の毛が抜けてくるウサギがいる。偶然とは思えない確率で。

私もBMIが高く、ウサギと同じことが起きているのではあるまいか。確かに、肥満の人には薄毛の人が多い(気がする)。おそらく酸化ストレスあたりが関係しているのでしょうけど・・・。



 
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